お酒のイベント ブログ

蕎麦と酒と器の会@だいこん舎

2015/10/24

「そば屋で呑む酒は なぜ うまい」

11月23日開催のイベントの様子です。
「お蕎麦とお酒に関する器展をするので、会期中にお酒のイベントを一緒にできないしょうか?」
越前陶芸村内の十割蕎麦「だいこん舎」さんに併設するギャラリー、「木の上の鳥」のオーナーさんから 声をかけて頂いたことから今回のイベントが実現しました。

移築した古民家の土間が ギャラリーになっています

移築した古民家の土間がギャラリーになっています

思わず連れて帰りたくなる作品ばかり

思わず連れて帰りたくなる作品ばかり

”お蕎麦屋さんで開くお酒の会”は、うちのダンナさまが予てからやってみたいと思っていたこと。 しかも古くからの仲である「だいこん舎」の南さんのお蕎麦と、馴染みの陶芸家さん達と一緒にということで 一番喜んでいたのは多分ダンナさんです(笑) 2

更に、「こんな素敵な会にお声をかけないわけにはいくまい」と、福井の蕎麦粉のスペシャリストであるカガセイフンの健太郎さんをお誘いしたところ
いつもは自家製粉の蕎麦粉を打っている南さんの方からも
「せっかくなので、加賀さんの一番おすすめの粉でも一種類打って、味わいの違いを楽しんでもらいましょうか」
というなんともスゴイことに!かくして、
「木の上の鳥(&越前焼きの陶芸家さんたち)」×「だいこん舎」×「カガセイフン」×「久保田酒店」
という、なんとも嬉しいイベントになりました。

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作家さんたちが持ち寄ってくださった手作りの酒器を、思い思いに選んで。

粉の違いで愉しむ地の蕎麦
器の違いで楽しむ地酒
土地の焼き物に盛るのは地元の食

 

<お料理(酒の肴)>だいこん舎 望月氏

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出汁巻き卵・ごぼうとあげのきんぴら・イカの塩焼き・野菜のかき揚げ・粕汁
箸休め:河内赤かぶらの酢漬け(久保田桐子)

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<お蕎麦三種>
加賀さんのところの
・「あわら産 早狩り蕎麦」を 極細切りのもり蕎麦(お出汁「ちょん付け」)で。
蕎麦の中心部を挽いた、もちもちとした食感に甘味のある贅沢なお蕎麦。福井でこういう蕎麦粉で出されるお店はあまりないのではないかと思います。

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・「あわら産 粗びき蕎麦」 は、塩とおろし生姜・生わさび・塩ウニ、3種の薬味で
蕎麦の香りを楽しみながら塩と薬味のみという、シンプルに蕎麦のうま味を味わう趣向。山ウニトッピング大絶賛!

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・だいこん舎さん自家製粉の蕎麦は、なんと、セイコガニのお蕎麦!!
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お出汁の中にだいこんおろしと”内子”がたっぷりの、まさに今の福井の幸を堪能するお蕎麦でした!
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<お酒>
黒龍  いっちょらい
常山  純米超辛
白岳仙 ちっか純米酒
白岳仙 大吟醸 限定商い
梵   吉平

<器>

カナサ窯 土本 訓寛・久美子 夫妻
陶房 遥  吉田 信介・美佐子 夫妻
山月窯  村田 紀之
風来窯  大屋 宇一郎
武曽 健一
泰陶房 服部 泰美
※敬称略

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お酒が好きで、食べることが好きで、器が好きで、そして人が喜ぶ顔が好き
という人達が集う、とても和やかで美味しい時間でした。

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いろんな手触り・口当たりのお猪口を手に、作家さんご本人たちのお話も またご馳走。
この冬のお酒が、さらに美味しくなりそうです。
また折りに触れ、お蕎麦とお酒と器の会を開催したいと思います。

お楽しみに(^^)

 

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