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福井中央公民館「LIVE&TLKセッション」に参加させていただきました

歌のチカラ、食のチカラ、福井を元気にするチカラ

3月18日(金) 19:00~20:30 AOSSA1Fアトリウムにて
福井市の中央公民館さんの企画で素敵なイベントに出演させていただきました。
イベント福井でレゲエミュージシャンと言えばこの方!の、Sing J Royさん&ギター演奏に小林覚明さん
福井在来の伝統野菜の種を繋げる、想いの熱い野菜ソムリエ/ 松尾正則さん
酒屋の4代目若女将&豆腐マイスター(なぜかここがクローズアップ)として、私、久保田桐子
そしてナビゲーターは福井街角放送局(株)の成尾健さん

共演のみなさんはこれまでもプライベートで繋がりのある方々ですが、このような場所で共演させていただくのは初めてでした。

それぞれの食への想いのクロストーク

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内容は、Royさんによる福井への思いが詰まった歌を中心にして、福井という土地のすばらしさ、福井の食のすばらしさについて、それぞれのこれまでの活動の中で感じてきたこと、伝えたいことなどを話していくというもの。

4聞くのも楽しい福井弁の歌(笑)、そして「食育の歌」
レゲエなどは多分普段あまり聞かないであろう年代の方も、楽しそうに手拍子をしながらサビのところは一緒に歌っていらっしゃいました。
歌うって、人の気持ちを一気に近くしますね。さすがRoyさん。

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会場に来られていた『NPO法人 石塚左玄塾』の岩佐理事長もご挨拶されました。

守っていくこと 繋げていくこと

松尾さんによる福井の伝統野菜を取り巻く現状についてのお話も、胸に迫るものがありました。
伝統野菜の種を継ぐ農家の方々は軒並みご高齢であり、もしかして種が途絶えるのが来年とも再来年とも知れません。
私もこれまでの仕事で福井の伝統野菜に関わったり、「河内赤かぶ」の焼畑・種まきにもボランティアとして参加したりしたことがありますが、とても過酷な作業になるものも少なくありません。

生活者としても守っていくこと・繋げていくことの大切さを、会場のみなさんとも深く共有できたように思います。

私の話としては、福井の食を育む美しい水がどこから生まれどのような恵みをもたらしてくれるのか、ある酒蔵さんの酒米づくりに関わらせていただくことで気が付いたことや水と大地のつながりのことを。
福井(嶺北)を悠々と流れる九頭竜川に沿って農産物や郷土料理の話などをお話させていただきました。
短い時間の中ですごく大まかな話になってしまったことが少し反省点ですが、ナビゲーターの鳴尾さんの素晴らしいフォローによって思っていた以上に話を深く掘り下げることができました。感謝。

福井を元気にするチカラ

三人三様の視点によるトークセッションでしたが、共通しているのは地元福井への愛。地元で頑張る人たちへの愛。ではなかったかと思います。
「地産地消」「安心安全」と今や耳に慣れ過ぎた言葉でくくるのではなく(もちろんそれは大事な要素ですが)
自分の・家族の元気のために地元の食を食べ、意識することで地元でがんばる農家さんを元気にしたい、実直な加工業者さんを元気にしたい、みんなでつながりたい。それが福井を元気にするチカラになるのなら、こんな素敵なことはないですね。

公民館の主催としてはとても異例なイベントだったらしいのですが、予想以上にたくさんの方がいらして下さいました。
お客さまも楽しそうに、そして熱心に聞いてくださり、会場が温かい雰囲気に包まれていたように思います。
今回の出演者の方と共演できたことをこころから光栄に思っています。
みなさま本当にありがとうございました。

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